ラジオを聴いていたら、たまたま耳に入ってきた俳句です。普段から俳句に特別な思い入れがあるわけではなく、何か心を動かされた時に「じゃあ、ここで一句…」などと詠むことも決して無いのですが、この子規の句は意味わかんなくて、印象に残りました。
ネットで調べてみたら、季語は「時雨(しぐれ)」で季節は冬、胃を病んでいた子規が、湯で温めた蒟蒻を臍(お腹)の上にのせていたところ、時雨が降ってきて急に寒くなり、蒟蒻も次第に冷えてきた、という様子を諧謔的に描いた句であるとのこと。昔はそうやって、温めた蒟蒻を布などに包んでお腹に当てていたそうです。現代のカイロみたいなものなのでしょうか。
お腹を温めるといえば、腹巻ですね。以前は、腹巻というと、どうしても「バカボンのパパ」もしくは「寅さん」みたいなイメージがあり、カッコよくないので躊躇していました。しかし、「ほぼ日ハラマキ」に出会ってからは、そのポップでおしゃれで可愛いデザインが気に入って愛用しています。「ほぼ日ハラマキ」は、シーズンごとに新しいデザインが出るので、毎回楽しみにしています。また、自分が使うだけでなく、両親や妹にあげたり、友達の誕生日に贈ったりしています。お腹を温めると、安心感みたいなものが生まれるのか、不思議と心が落ち着きます。禅宗の僧が空腹感を抑えるために、焼いた石を布に包んで懐へ入れてお腹を温めた、と言われてますから(一説によると「懐石」の語源。ちょっとした空腹しのぎ)、腹巻をしてお腹を温めると、食欲を抑えてダイエットできるかも!? http://www.1101.com/store/haramaki/index.html