- 作者: 玖村まゆみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/08/09
- メディア: 単行本
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乱歩賞の作品を読むのは、ほんとに何年ぶりだろうか、というくらい御無沙汰していたのですが、「皇居へ侵入し、徳川家光が愛でたという盆栽を盗み出す」というアイディアが面白そうだったので読んでみました。
この作品は、厳密には「ミステリー(推理小説)」と言えないかもしれない種類のストーリーですが、そこそこ面白かったです。ただ、審査員の間でも評価が割れたらしく、内田康夫氏は「マンガの原作程度にしか評価できない」と”酷評”していました(本の巻末に内田氏の評が載ってました)。