ドナルド・マクドナルド・ハウス

 久しぶりにマックへ行った際、テーブルの上に「東大病院にドナルド・マクドナルド・ハウスがオープン!」と書かれたPOPが置いてあるのが目に留まりました。ドナルド・マクドナルド・ハウスについては、うっすらと名前だけは知っており、レジカウンターに置いてある募金箱に幾ばくかの小銭を何となく入れたことはあるのですが、その実態について詳しくは知りませんでしたので、少し調べてみました。


 ドナルド・マクドナルド・ハウスは、一般的にはホスピタル・ホスピタリティ・ハウスと呼ばれるもので、高度小児科医療を受けるために入院している子供の付き添い家族のための滞在施設です。国内では世田谷、仙台、高知、大阪吹田、栃木、札幌、府中に次いで8か所目のドナルド・マクドナルド・ハウスが東大病院の近くに間も無くオープンするそうです。
 これらのハウスの運営は、寄付とボランティアにより支えられており、東大ハウスの場合は、東大病院周辺にお住まいの239名の方がボランティアとして参加するのだそうです。こういうボランティアの方々の活動には、本当に頭が下がる思いです。
 ハウスの滞在費用は、1人1日1,000円で、自炊するための設備やランドリーも完備しているとのことです。


 ボランティア活動以外にも様々なサポートの仕方があるようです。こういう事に何らかの形で参加することを前向きに考えていると、その一方で「実は自己満足的な偽善かも」という考えが頭の隅の方でチラチラしていたこともありましたが、3.11後には、そういったうがった見方はあまりしなくなりましたし、100歩譲って自己満足であったとしても、何もしないよりは何かした方が良いと考えるようになりました。
 このPOPがたまたま目に入ったのも何かの縁、自分に出来ることがあれば、迷わずやろうと思います (^o^)/


参考:公益法人ドナルド・マクドナルド・ハウス→http://www.dmhcj.or.jp/index.html