杜のミスト

 JR岐阜駅北側の歩行者用デッキに「杜のミスト」という装置があります。これは、3.5mの高さに設置されたノズルから霧状の水が噴霧されるもので、水の気化熱により周囲の温度が2〜3度下がると言われています。ミストが降り注ぐ下を歩くと、確かにひんやりとした涼しさが感じられ、2〜3度下がっただけでも随分と違うもんだなぁ、とちょっとした幸せに浸っているのも束の間、その場所を通り過ぎれば当たり前ですがまたもとの蒸し暑い空間が広がっているわけですから、気休めというよりは、単に気化熱に関する理科の実験を体験したような気分でした (^^;)