塀の向こう側で作られた品々

 名古屋の大須観音の前を通りかかると、境内で何やらイベントが行われていたので覗いてみると、全国の受刑者が製作した商品の展示即売会でした。社会復帰を目指した活動の一環として、受刑者が様々な製品を作成していることはテレビのニュース等で知ってましたが、実際には見たことが無かったので、どんな物があるのかじっくりと見て回りました。

 今回のイベントは名古屋刑務所が主催したものですが、販売されている商品は全国の刑務所で製作されたもので、木工製品(テーブル等)や雑貨等が大部分でした。その中から、函館刑務所で作られたスマホ用の小袋(610円)を買いました。刑務所で作られたことを隠さず、逆にそれを全面的にアピールしたデザインが面白いと思いましたし、生地や縫製もしっかりしていました。