脱輪

 帰りの電車は事故のためダイヤが乱れていました。駅のアナウンスによると、踏切内で自動車が脱輪し立ち往生した、とのことでした。「お急ぎのところ、御迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。」とアナウンスは大して申し訳ないとも思ってなさそうな感情の無い平板な口調で言ってました(感情を込めて本気で謝罪されても困るけど ^^;) 。脱輪した原因が鉄道会社にあるわけではないので、別に「申し訳ございません」などと謝る必要は無いのでしょうが、取り敢えず誰かが謝っておかないと乗客のイラダチが収まらないのかもしれません。

 自動車の事故には大雑把な傾向が見られるものがあって、例えば仲間と2〜3人で乗っていてスピードを出しすぎてハンドル操作を誤るというのは20歳前後の若い人が多いでしょうし、コンビニの駐車場などでブレーキとアクセルを間違えてお店のガラスを突き破ってしまうのは比較的高齢のドライバーが多いような気がします。踏切で脱輪するのは、一体どんな人なんだかわかりませんが、おそらくは運転経験が浅くて車幅感覚がまだ身についていないドライバーかもしれません。他人事と思わず私も気を付けようと思います。