雛飾り

 名古屋のマリオットアソシアホテルのロビーに雛人形が飾ってありました。毎年飾られているようなのですが実際に目にするのは初めてです。「つるし飾り」と呼ばれるものだそうで、装飾物が付けられたたくさんの紐が天井から吊り下げられています。中央にはややサイズが大きめの七段飾りがしつらえてありました。


 掲示してある説明を読むと、このつるし飾りを製作しているのは愛知県大治町文化協会「雛の会」で、様々な形をした飾りは寄贈された使われなくなった着物から手作りしたもので、それぞれに意味が込められているとのことです(例えば、フクロウは「不・苦労=幸福」、猿は「厄が去る」、枕は「寝る子は育つ」など)。