母の日のプレゼントとしては一応カーネーションという定番中の定番があるので、特にこれといった特別の品物が思いつかない場合でも困らないのですが、父の日にはそのような定番アイテムが無く、それが母の日に比べて今ひとつ盛り上がらない原因なのかもしれません。
幸い私の父の場合はお酒を贈っておけば取り敢えずは合格点なのでありがたいです。というわけで金曜日の仕事帰りにデパートの地下食料品売場へ日本酒を買いに行ってきました。この売場には最近よく立ち寄っては毎回違った日本酒を購入して風味をチェックしており、まだまだ数少ない飲酒歴ではありますが、私なりに最も美味しいと感じた『獺祭』を買うつもりでいました。ところが、この日はそのお酒が見当たりませんでした。この売場は、担当者が熱心なのか、日本各地の様々なお酒をセレクトしてどんどん紹介してくれるので、ここへ来るだけでかなり勉強にはなるのですが、アイテムの入れ替わりも激しいので、欲しいと思った時には置いてないこともあるのです。仕方がないので今回は第2候補の『臥龍梅』という静岡のお酒にしておきました。父の日まで待つのが面倒だったので、金曜の夜に父へ渡しました。父はいつもそうするように、そのお酒を神棚の前に置き、まだ開封しておりません。今飲んでいるお酒を飲みきってから飲むつもりなのだと思います。気に入ってくれるといいのですが。