昨晩、NHKのBSプレミアムで超常現象に関する特集番組の第1集を観ました。こういういわゆる眉唾的なテーマは民放の番組で大げさに取り上げられることはあっても、NHKはそれらとは一線を画したスタンスをこれまで貫いてきたという認識でおりましたので、たいそう意外に感じました。サイエンスの世界で、超常現象を科学的に解明しようとする動きが段々と盛んになってきているとのことで、それらの中からいくつかの調査・研究結果が紹介されていました。NHKとしては一応「中立」という立場で科学的なエヴィデンスと、科学では説明できない事例を公平に提示していましたが、今回の内容だけを見ると、科学の側が若干劣勢のようで、何の先入観も持たずに観たら超常現象の存在を肯定しているかのように受け取られかねないような印象を受けました。私自身は特にどちらかを強く支持しているというわけではないですが興味はあるので、来週の第2集の放送も観ようと思っています。