つい先ほどNHKスペシャル『アルツハイマー病をくい止めろ！』を観ました。アルツハイマー病の予防と治療に関する最新の研究が紹介されていて、なかなか見応えがありました。この病気はつい最近までは原因がよくわかっていなくて、従って治療法も確立されていないという状態でしたが、今夜の番組を観て「医学はここまで進んでいたのか！」と驚きました。
中でも注目すべきは「運動の効果」です。番組の中では、認知症予備軍の人たちを被験者として運動しながら頭を使う（歩きながら引き算を行うとか）という方法を取り入れたところ、1年後には記憶力を含めた脳の機能が大幅に改善されたという報告が紹介されていました。運動が脳に良いことは近年さかんに言われるようになってきていますが、更にそこへ「頭を使う」という行為を加えると効果が大きいのだそうです。私はスポーツジムで自転車を漕ぐ時は必ず本を読んでいるのですが、トレッドミル（ランニングマシン）で走る時にも何か頭を使うようにしてみようかと思いました。番組の中では100から3をどんどん引いていく（100、97、94、91、88・・・）という方法でしたが、もっと楽しんで出来る方法がないか探してみます (^^)
