ベガルタ仙台


 午後から仙台市泉区ユアスタで行われたJリーグ(J1)のベガルタ仙台vsサンフレッチェ広島戦を観に行ってきました。事前にネットでチケットを買おうかと思ったらアウェイのサポーター用の席を僅かに残してその他はほぼ完売状態でしたので、Jリーグの要職に就いていた妹の旦那のお父様にお願いして一緒に連れていてもらいました。さすが、お父様は偉いお方であったようで、来場するサポーターの群衆を尻目に車に乗ったまま”顔パス”で専用入り口から入り、関係者専用入り口からスタジアムへ入りました。そこで「VIP」と記されたカードを受け取り、首にかけてエレベータで上階へ移動し、VIP専用の軽食コーナーでバイキング形式の食事(牛タンもありました)を頂き、試合が始まる少し前に記者席の前にある特別席へ移動し、観戦しました。
 このスタジアムの収容人数は2万人ほどで比較的コンパクトなサイズなのですが、ピッチまでの距離が近いので「その場に参加している」という臨場感が非常に高かったです。テレビ中継で観るサッカーの試合は、試合に動きが無いと段々とダレ気味になりがちなのですが、今回の生の観戦は目の前で行われている試合に常に意識を集中でき、あっという間の90分でした。
 試合はベガルタが1対0で勝利しました。現在の順位ではサンフレッチェ広島の方が随分と上の方なのですが、サンフレッチェACL(アジアチャンピオンシップリーグ)の試合があり、移動距離も相当長く、疲れが溜まっているようで、選手の動きは精彩を欠いていました。足下でボールをチョコチョコといじくっているだけで、大きく切り込んでいく積極的な姿勢が見られませんでした。ACLの影響があるのは仕方が無いようにも思いますが、そういう状況でも代わりの選手を出すことによってチームとしての強さを維持出来るという選手層の厚さが無いのが現在の日本サッカーのレベルなのかもしれませんし、今後の大きな課題のひとつと言えるでしょう。