日本酒を買いに

 年も押し詰まってくると、お正月を迎えるに当たって「あれも買わなきゃ、これも買わなきゃ」という物が増えてきます。以前はそうでもなかったのですが、昨年あたりからその「買わなきゃリスト」に載るようになったのが美味しい日本酒。やはりおせち料理にはとっておきの日本酒を用意しておきたいので、いままでに呑んだことのある日本酒を思い出して、どれがふさわしいかを検討した結果、神の井酒造という名古屋の蔵元の『寒九の酒』という純米大吟醸に決めました。早速、いつもの酒屋さんへ行ったところ、4合瓶入りは既に売り切れてしまっていたので1本だけ残っていた一升瓶を買うことにしました。一升瓶の酒を買うなんて、贈り物用としてはありましたが、自分用としては初めてです。
 お店の御主人曰く、このお酒は品評会用に仕込んだもので、蔵元で出来たお酒を入れる専用の容器(名前は分かりませんが、高さ数十センチほどのガラスまたは陶器の容器)に5個分しか製造されなくて、今シーズンの製品はこれで完売で、来年までもう入荷しないとのことでした。
 なにわともあれ、お目当てのお酒を無事に手に入れることが出来て一安心。これで今度のお正月も穏やかな気持ちで迎えられそうな気がします (^^)