まゆげ

 先日美容室でカットしてもらっている時に「眉カットはいかがですか?」と問われ、暫く鏡の中の自分の眉毛の状態を確認し、わざわざ別料金(500円)を払ってカットしてもらうほどのものではないだろうと判断し、お断りしました。
 以前通っていた美容室では毎回のように「眉カットいかがですか?」ときかれるので、何度かカットしてもらったことはあるのですが、「いかにも今風の眉毛の形にお手入れしました」という不自然さに居心地の悪さを感じたので、それ以降はあまりカットしなくなりました。

 うちの会社では、製造現場に入る際には専用の服を着て、専用の帽子を被り、粘着ロールを全身にコロコロと掛けて、その後にエアシャワーを浴びるのですが、先日から眉毛にも粘着シートを当てて抜け落ちそうな眉毛を除去することが義務付けられるようになりました。これは世間で食品への異物混入が大きな問題になっていることを受けての措置の一環です。遂にそこまでしなくちゃいけなくなっかのかと少々ウンザリしたものの、眉毛に粘着シートを当てると何本かが付着していることがあるので、眉毛というのは意外と抜けるもんなのだなあと気が付き、やっぱり製造現場へ入る前にこういうふうに手間をかけることは必要なんだなと納得した次第でございます。