ミモレットというチーズ

 随分前にダウンロードしておいたラジオ番組をポッドキャストで聴いておりましたら、ダニの研究者がゲストで出ていました。世の中にはどんなダニがいて、どんな生態なのか等について話していたのですが、もしこれがテレビで映像が伴っていたりするとさぞかしおぞましいかと思いますが、ラジオですのでその種の不快感を感じることも無く大変興味深く聴くことが出来ました。そこで紹介されたダニの中で気になったのが、ミモレットというチーズを製造する際に使われるダニ。ダニがチーズ上に生息して何か特殊な物質を発することによりチーズの熟成が進むとのこと。早速、ミモレットを求めて近所のスーパーへ行きましたが売っていなかったので成城石井まで行きました。商品棚には熟成期間が3か月のものから最長で18か月まで数種類が並んでおりましたが、その中から18か月を選びました(700円ほど)。ネットで調べてみると熟成期間が長いミモレットカラスミのような風味なのだそうですが、実際に18か月間熟成のミモレットを食べて見ると、なるほど確かにカラスミのような深い味わいがあり、ワインや日本酒に合いそうでした。