久しぶりの京都

 所用のため京都へ。京都へ来るのは久しぶりのような気がします。さすが観光都市なので観光客が多いのはいつも通りですが、以前よりも外国人観光客が増えたように思えます。岐阜や名古屋の駅前を歩いていると、外国人は100人に1人ぐらいの割合ですれ違う程度ですが、京都の場合は大雑把な印象として6〜7割が外国人で、そのうちの半分以上が中国系のように感じます。
 京都駅から奈良線に乗ると、車内にもたくさんの外国人観光客がいました。私の席の左右それぞれに2人ずつ、そして正面に立った状態で1人、計5人の若い女性(全員が短パンを穿いてました)に囲まれ、その人達が何やらペチャクチャとずっと喋っていました。たぶん中国語なのでしょうけれど、内容は全く分からないので、特に迷惑だとは感じませんでした。
 その中国娘5人組を含めた多くの乗客が「いなり駅」で降りていきました。伏見稲荷大社へ行くのでしょう。伏見稲荷が観光の人気スポットだとは知りませんでした。本殿を見るだけでなく、その奥にあるルートを巡っていく観光客も多いかと思いますが、あそこは一種独特な雰囲気が漂う所で、薄暗い社の中で和ロウソクの炎がゆらめいている光景が山の中のあちこちで見られることを不気味に感じることも無いわけではありませんが、外国から来た人はどのように感じるのでしょうか。興味があります。