詩人

 東京ドームのグラウンドの中をセンターからホームへ向かっている際、私のすぐ隣を歩いている人をふと見ると、何とあの谷川俊太郎氏でした。割と小柄な方で、斜め下を向きながらスタスタと歩いていかれました。私などは、東京ドームのグラウンドへ入れたことに単純に「すげえっ」と感動していただけなのですが、同じ時間・同じ空間にいながら、谷川さんの場合はこの様子を詩にしたものがポンポンと、それこそ七歩あるく間に1篇の詩が湧いて出てきたりするのだろうか。谷川さんの詩をちゃんと読んだことは無かったので、これを機会に一度読んでみたいと思いました。

二十億光年の孤独 (集英社文庫)

二十億光年の孤独 (集英社文庫)