ネット上で様々なサービスを利用しようとすると、会員登録することが求められることが多く、その際にはパスワードを設定しなければなりません。他のサイトで使用しているパスワードをそのまま使い回すのはセキュリティ上の問題があるので、全く違うパスワードを作るようにしています。私は、意味の無い数字やアルファベットの連なりを覚えておくことが意外と得意で、十数桁ぐらいであればパッと記憶することが出来るのですが、永年ネット上のサービスを利用しているとパスワードの数もかなりの数にのぼり、パスワード自体は記憶していても、それがどのサイトで設定したものだったのかがあやふやになってきました。更に、一定期間（3か月とか6か月とか）が過ぎると、「3か月間同じパスワードを使っているので変更しなさい」などといったメッセージが表示されたりするので、また別のパスワードを作ることになり、こうしたことが続けているうちにパスワードの数は相当な数にまで膨れ上がりました。
パスワードの管理は、一番簡単なのはちゃんとメモっておくことなのでしょう。暫く前の新聞記事で読んだのですが、パスワードが盗まれるのはあくまでネット上の話で、パスワードが書かれた紙をパソコンのすぐ傍に置いておいたとしても、パスワードを盗もうとしている人はどうやったてその紙を覗き観ることは出来ません。確かにその通りで、この原始的なアナログ方式は効果的かもしれません。ただ、パスワードが書いてある紙をなくしてしまったり、家の中にいる他の誰かに見られる可能性があるので、最善の策ではありませんが。
