またまたマラソン大会の話ですが、こういった大会では開会式で誰かが「開会の辞」を述べることになっています。大抵は、大会の実行委員長的な人に加えてその地域の市長とか地元選出の国会議員が壇上に立つことが多いようです。そしてそのスピーチの内容は、これまた大抵どれも似たり寄ったりで、聞いていて楽しいものではありませんが、少なくとも「政治的」には中立の立場からの発言である場合がほとんどです。しかし、今回の京都木津川の大会の開会式で開会の辞を述べた某政党の国会議員の先生は「みなさん頑張ってください」的な激励はそこそこに済ませ、安保法案がどうとか、消費増税がどうとかという話を始めました。どういう政治的信条を持っていようとそれはその人の自由だし、言論の自由もあるのですが、それをこういったスポーツ大会の場に持ち込んでほしくないなあと感じました。それ以外にも、会場の周辺に政治的主張を掲げたポスターが貼ってあったりして、このあたりが他の地域で行われる大会とはちょっと雰囲気が違っていて、これは京都という土地柄なのでしょうかね。