夕食のおかずに天ぷらが出されて、その中にタラの芽がありました。毎年この季節にタラの芽の天ぷらを食べると「ああもうそんな季節になったのだなあ」と感じます。タラの芽がとれるタラの木は我が家の裏庭の隅っこにはえているので手軽に食べることが出来るし、確実に無農薬なので安心です。子供の頃は「こんなもののどこが美味しいんだろうか」とむしろ嫌いな食材でありましたが、大人になってからその味わい深さを理解できるようになりました。こういう、ちょっと苦味のある食べ物というのは、大抵は子供の頃には嫌いで大人になってからその美味しさがわかるというパターンが多いような気がします。シシトウとかフキノトウとか。もしかしたらコーヒーなどもそうかもしれません。