東京へは行かず

 土曜日の午後に東京で開催される講演会というか討論会みたいなものを聴きに行くつもりでいました。チケットを買ったのが9月で、この時点では行く気満々だったのですが、4か月も経つとそうでもなくなってきて、雪で新幹線が止まるかもしれないし、1か月後に迫ったフルマラソンのトレーニングもしたいし、とか色々と考えた末、行くのを止めました。チケット代として支払った4,000円ほどが無駄になったわけですが、新幹線代を支払わなくても済んだし、東京に行っていたら時間が無くて出来なかったであろうことも出来たので、まあヨシとしようと無理矢理納得しました。

 こういうふうに、どちらを選択しても何がしかの損失が出てしまうというシチュエーションは、大人になってからはよくあります。そういう時に有力な判断材料になるのが経済学用語でいうところのオポチュニティコスト(どちらかを選択しなかったことにより発生する損失)で、これを比較することがポイントになります。それに照らし合わせてみても今回の東京行き断念という判断は妥当であったのではないか、と自分ではやはり無理矢理思い込もうとしています ^^;)