出初め式等

 お正月明けに各地で消防の出初め式が行われたことはテレビニュースやブロガーさんの記事で見ました。私も何年も前に一度だけ静岡の駿府公園で行われた出初め式を生で見たことがあります。竹の梯子に登って上の方で曲芸的なことをしたり、消防車による一斉放水があったり、音楽隊による演奏があったり、といった内容だったと記憶しております。
 いつも思うのですが、あの竹の梯子に登って行う曲芸にはどんな意味があるのだろうか?まさか、火が燃え盛って人々が逃げ惑う火事の現場であのような曲芸をしているわけではあるまいなとは思いました。ネットで調べてみたところ、梯子に登るのは火事が発生している方角を見たり、風向きを調べたりするためだそうです。実際の火事現場では風で煽られたりしてバランスを崩すこともあるので、日頃から高い梯子に登ってトレーニングをしていたのだそうです。

 先日、某コンビニへ行きましたら、FC岐阜というJ2に所属する地元のサッカーチームの御守りが販売されていました。よくみると、受験用の御守りらしいです。FC岐阜と受験にどんな関係があるのだろうかと疑問に思っていたところ、地元の新聞にそれに関連する記事が載っていました。それによりますと、FC岐阜は成績が低迷しながらも決して下部組織(J3)へ降格せずにJ2に留まって「絶対に落ちない」にあやかってこの御守りを作ったとのこと。御守りの中には昨シーズンにJ2残留を決めた試合の半券が入っているそうです。確かに、J3へ降格しないのは事実でありますが、J1へ上がれず、いつまでたってもJ2というチームにあやかった御守りというのはどうなんだろうな?これを買う受験生がどれだけいるのかなぁ?