褒められて

 職場では、IT化がそれなりに進んでいるとはいえ、手書きで文字を書く機会もまだいくらかあります。私が手書きしたちょっとした文書を掲示することが定期的にあるのですが、それを見た他の社員から「字が上手いですね」と言われました。つい先日も同じことを別の人から言われました。自分では字が上手いとは全く思わず、むしろへんなクセがある字だとコンプレックスを持っているくらいなので、字が上手いですねと言われても何だか妙な気持ちになります。しかし、それでも褒められるのは悪い気はしないもので、特に今回「上手いですね」と言ってくれたのは20代前半の私好みのメガネ女子でしたので、「え、字が上手いだなんて、全然そんなことないよぉ、あははっと」かなんか言って否定しつつも、内心では「でへへっ」と喜んでいました。この歳になると褒められることはあまりないので、久々に褒められて「褒められるってこんなにも気分が良いもんなのだな」と再認識しました。これからは私からも他の人の良い点を見つけたら褒めるようにしよう。