下北沢の『パンニャ』にてカレーを食べた後、道路を挟んで向かい側にコーヒー豆を販売しているお店があったので中へ入ってみました。お店の名前は『南乃珈琲船』。お店の中にはローストされた10種類ほどの豆がガラスの瓶に入れられて棚に並んでいました。間口が狭くて奥へ細長い店内の突き当たりには焙煎機がありました。。カフェではなく、コーヒー豆の販売だけを行っているようでした。
並んでいるコーヒー豆を見てみると、7〜8割が深煎りでした。どうやらこの店の主は深煎りにこだわりがあるようです。コーヒー豆は一般的に煎り方が深くなるほど苦味が増えて酸味が少なくなります。それは私の好みとピッタリと合うので嬉しくなり、深煎りの豆を2種類購入しました。帰宅してから早速飲んでみましたら、確かに苦味はあるのですが、とてもまろやかな苦味で、こういうタイプの苦味を味わったことはかつて無かったので、驚きと感動を覚えました。生豆の品質と焙煎方法に秘密があるのでしょうか。リピート買いしたいと強く思うコーヒー豆に久しぶりに出会いました。こういう出会いはコーヒー好きにとってはたまりません。