東北へ

 私のように9連休という人もいるのでしょうが、たぶん5月1日と2日は出勤日という職場が多いでしょうし、学校は休みにならないでしょうから、新幹線等の交通機関や行楽地の混雑は5月3日〜7日にピークがやってきそうです。そんな大混雑を避け、連休の前半を利用した私の東北への旅が始まりました。
 朝9時過ぎに岐阜から電車で名古屋へ行き、名古屋から東海道新幹線で東京へ、そして東北新幹線に乗り換えて仙台までやってきました。前述のように、5月1日・2日は平日なので普通に会社や学校があるため、小学生や中学生ぐらいの子供がいる家族連れはほとんど見かけませんでした。その代わり、赤ちゃんとか2〜3歳ぐらいの子供がいるファミリーをよく見かけました。それこそ、岐阜から名古屋へ向かう電車の中でもすぐ傍の席に赤ちゃんがいましたし、東海道新幹線の中では同じ車両にずっとグズって泣いている赤ちゃんがいましたし、仙台のホテルでのディナーでも私たちの周りに赤ちゃんや小さな子供を連れた家族が何組もいました。先月行った金沢では、街を歩いていると視界のどこかに常に綺麗な女性がいる状態でしたが、今回の東北旅行では視界のどこかに常に赤ちゃんがいる状態でした^^;) 1年分の赤ちゃんを今日1日で見たと言っても過言ではないほどでしたが、赤ちゃんや小さな子供を見ていると心が和むので個人的にはとても穏やかな気分でいられました。
 私なんかの気ままなひとり旅と違って、赤ちゃんや小さな子供を連れて長距離を移動するのはさぞかし大変なんだろうな。それでも、実家の親に孫の姿を見せてあげたいという気持ちがあるから道中の苦労も乗り越えられるのでしょう。エライなあ。そういう人たちの姿を見ると、そうではない自分に対して少なからず引け目を感じますし、私が子供だった頃はやはりこの人たちと同じように私の両親も苦労していろんな所へ連れて行ってくれたんだなぁ、とじんわりと感謝の気持ちが湧いてきました。