お昼過ぎに名古屋から新幹線で新神戸へ向かいました。用事が済んだ頃には既に夜7時を過ぎておりましたので、昨日のブログに書いたアップルパイを求めて神戸の街を彷徨う時間は残念ながらありませんでした。
以前、新神戸へ来た時のことを書いたブログでも触れましたが、新幹線の新神戸駅の周辺は大部分が住宅地でして、ショッピングモール的な商業施設はありません。本格的に買い物がしたければ、新神戸から地下鉄で三宮とかへ行く必要がありますが、時間的な余裕が無かったので今回も断念。でも晩御飯は食べなくちゃな、と新神戸駅の構内をブラブラしました。お弁当屋があったので、ここで買って新幹線の車内で食べようかとも思ったのですが、美味しそうな弁当は売り切れておりました。ならば、と、お弁当屋の隣の洋食屋のショーウィンドウを見ると豪華なステーキ定食があったので、それを食べることにしました。カウンター席に腰を下ろして待つこと10分ほどで私の目の前に登場したステーキ定食は、ショーウィンドウの中にあったサンプル（及びメニューの写真）とは大きく異なる貧相なものでした。でもまあよく考えたら1,500円ぐらいでしたので、その値段で豪華なステーキが食べれるはずもありません。
名古屋とか東京では、昔はともかく、今ではメニューの写真やサンプル（蝋で作った模型）と実物との差があまりありません。もしかしたら、そういう言わば「誇大表示」を排除していこうという業界内の流れがあるのかもしれません。しかし、神戸あたりだとまだこういう状態なのだなぁ。こういうレストランとか定食屋で写真と実物のギャップが大きいと「こんな店、二度と来るかい！」と思う客もいるでしょうけど（私もそうですけど）、日々多くの人が行き交う駅では初めて来る人も多くて、騙しやすいので、2回目の客が来なくても商売が成り立つのでしょうかね。これが通勤・通学で利用する客の割合が多い駅では、そういうわけにもいかないでしょうけど。
