平日の人間ドック受診

 会社はお休みを取って人間ドックに行ってきました。これまでの人間ドックは土曜日に行くことがほとんとで、今回のクリニックで受診するようになってからは金曜日は初めてでした。そのクリニックはオフィスビルの中に入っていて、土曜日はガランとして誰もいないのですが、平日ともなるとエレベーターの前にはそれぞれのオフィスへ向かうサラリーマンでごった返していて、エレベーターに乗るのにかなり待たねばなりませんでした。こういう混雑は考えてみれば当たり前なのですが、私としては想定外で、何とか人間ドックの受付へ辿り着いたのは受付締切時刻ギリギリでした。

 人間ドックを受ける人の数も土曜日よりも多いようで、土曜日だったら2時間半ほどで全ての検査が終わっていたものですが、今回は3時間半近くかかりました。
 平日の方が土曜日よりも空いていそうな感じですが、そうではないようです。何でだろうと考えてみたのですが、たぶん「人間ドックへ行く」といのは誰からも咎められることなく有休を取れる数少ない理由のひとつだからじゃないかなぁ? どこかへ遊びに行くから有休を取るなんて、若いうちならともかく、ある程度の年齢になると難しいし、「風邪をひいた」と言って休んでも「体調管理がなっとらん」と思われたり「本当はさぼっているんじゃないか」と勘ぐられたりすることも無いわけではないかもしれませんが、人間ドックなら誰からも何も言われず大手を振って休めます。こういう「誰からも文句が言われない有休を取る理由」は他には「自分の新婚旅行」か「身内に不幸があった時」ぐらいで、新婚旅行とか身内の不幸はそうそうあるもんじゃないけれど、人間ドックは1年に1回必ずありますので、せめて人間ドックの時ぐらいは平日に有休を取って行きたい、と思うサラリーマンが多いのではないのでしょうかねぇ。