シャガール展

 金曜日に人間ドックの検査を終えてから名古屋の大須で別の用件をすませたのが午後2時頃でした。ついでに耳鼻科へも行こうと予定していたのですが、まだちょっと診察受付開始時刻までは時間がありました。さて、どうやって時間を潰そうかなと考えながら歩いていて、名古屋市美術館の前を通ると「シャガール」の展覧会のポスターが目に入りました。シャガールは私が大好きな画家の一人で、これは是非観ておこうと即座に決断し、美術館の中へ入りました。

 私が入館するのと入れ違いに、小学校5年生ぐらいの集団が受付の係員に「ありがとうございましたぁ〜」と口々に挨拶しながら出てくるところでした。学校の課外授業として来ていたようでしたが、私が小学生の頃はシャガールのような有名な画家の作品に触れる機会なんて少なくとも学校の授業としては無かったので、ちょっと羨ましく感じました。

 シャガールが好きなので、シャガールの展覧会があると「これは滅多に無いチャンスだから、これを逃すと当分観れないだろうから、絶対に観なきゃ」と思っていたのですが、よくよく考えてみるとこの数年間でシャガールの展覧会を観るのは3回目で、結構頻繁にあるんだなぁということに気がつきました。

 3回目のシャガール展ともなれば、過去に観たことのある作品がたくさんあるんだろうな、と予想していたのですが、同じものは意外と少なかったです。そして、今回の展覧会ではシャガールが創った彫刻の作品が多数展示されており、2次元の絵画と3次元の彫刻との関連性を示すことがテーマとなっており、大変興味深かったです。

 全ての作品を見終えて辿り着く終着点ではシャガールの関連グッズが販売されていました。その中に大きな複製画があり、額縁と送料込みで38,000円でした。注文後30日ほどで配達されるとのこと。買っちゃおうかなぁ〜、と暫し逡巡したのですが、結局その場では買いませんでした。でもまだ気になっているので、展覧会が終了する2月18日までに気が変わったら、もう一度美術館に足を運んで注文しよう。

↓この作品です。