せごどん

 NHK大河ドラマ『せごどん』が放送開始から1か月が過ぎました。私は、第1話をチラッと観て、第2〜4話は全く観ずに、このままずっと観ないで終わってしまうのかなと思っていたのですが、急に観たくなったので第5話から観ることにしました。3話分のブランクがありましたが、特に話の流れについていけないということも無く楽しんで観ることが出来ました。大河ドラマというのは歴史上の事実に基づいているので、大体のことは学校の歴史の授業で習って頭に入っているので、ドラマの途中を何回か観なかったとしてもさほど問題ではなく、どこから観ても、その作品の出来栄えが良ければ楽しめるものなのかもしれません。

 主人公の西郷隆盛役を演じる鈴木亮平さんは、ドラマがスタートする前は、我々がよく知っている西郷隆盛のイメージと随分と違っているような印象を受けたのですが、いつの間にやら西郷隆盛にしか見えなくなっていて、本物の西郷さんもきっとこんな感じだったんだろうなと感じるまでになりました。今は「熱血青年」みたいな情熱が溢れるキャラクターですが、今後、薩摩藩の中で中心的なポストに就いた際にどんな風に演技が変わっていくのかが楽しみです。

 あと、黒木華さんが岩山糸役で出ていますが、黒木さんは一昨年の『真田丸』に出たばかりで、まだその時の印象が残っているのに、また出演するというのは、どうなのかぁという気がしないでもありませんが、好きな女優さんなので個人的には嬉しいです。