先日、ある本を読んでいましたら「コング」という犬用のオモチャの事が書いてありました。実物を見たことは無いのですが、硬いゴムで出来ていて、中は空洞になっていてエサやオヤツを入れることが出来ます。
元々は、1970年代の半ばにアメリカのある引退した警察犬が石や空き缶などの硬い物をガリガリと噛んでは飼い主を困らせていて、ある日、飼い主が車の修理をしていた時に傍で石を噛んでいた犬に石から気をそらすために不要になった部品を次々と犬の近くに投げて見たところを、硬いゴムのサスペンションに対してだけ異様に興味を示して目の色を変えました。
↓ゴムのサスペンション
これにヒントを得て飼い主が考案したのがコングという犬用のオモチャなのだそうです。このオモチャの形を見たビジネスパートナーが「まるでキングコングのための耳栓みたいだな」と言ったことから「コング」という商品名になりました。
私の周りの犬を飼っている人が、このコングを持っているのを見たことはありませんが、日本ではそれほど普及していないのかな？
