あれは空耳だったのか?

 GWに名古屋から東京へ向かう新幹線の車内で、ワゴン販売の案内のアナウンスがあり、その中で「香りの無いコーヒー”アイコーヒー”を販売している」という内容のフレーズを確かに聞いたような気がしました。昨今は「スメハラ(スメルハラスメント)」などという言葉もあったりしてニオイに関してはルールやマナーが厳しくなっており、コーヒーの香りでさえも不快に感じる人が中にはいるかもしれないということに配慮した商品なんだろうな、と推察しました。商品名については、煙が出ない電子タバコ「iQuos(アイコス)」をもじったものなのかな、と考えました。
 それにしても、コーヒーにとって香りはかなり重要なものであるので、香りをなくしてしまったら美味しさが半減してしまうのではないか、どんな味なのか一度飲んでみたいものだ、と思いましたが、新幹線のワゴン販売では結局買いませんでした。

 後日、「アイコーヒー」についてネットで詳しく調べてみようとしたのですが、何の情報も得られませんでした。まるでそんなものは存在しないかのように・・・。その後も、別のワードで検索をかけてみたものの、全くヒットしません。やはりそんな商品は存在せず、私が新幹線の中で聞いたアナウンスは何かの聞き間違えだったのか?