花粉が飛んだ日

 少しだけ寒さが緩んだようで、昼休みに会社の外へ出ると空気に暖かさが感じられ、ポケットに手を入れる必要もありませんでした。しかし、何故か今日はクシャミを連発しました。これは、もしや、花粉が飛び始めたのか?と思って気象庁の花粉情報のサイトを調べてみたら、花粉の飛散量は「少ない」でした。少ないということは、僅かながら花粉は飛んでいるということなのでしょう。そしてその僅かな花粉に私の鼻の粘膜は敏感に反応したようです。これは早めに耳鼻科へ行って薬をもらった方が良いかもしれません。昨年は、飲み薬よりもスプレーが効いたので、今年もそちらを使ってみるつもりです。

 

 アメリカのスポーツのビッグイベントのひとつであるスーパーボウルペイトリオッツが勝ったとのニュースがありました。かつてはかなり興味を持っていたNFLの試合ですが、最近は仕事が忙しいなど時間が無くて、気がついたら終わっていたという事が続いています。時差の関係で、現地では日曜日に試合が行われますが、日本では月曜日なので、生中継を観ることは出来ません。いつか、有休でも取って、テレビの前にどっかりと腰を落ち着けて、じっくりと観戦してみたいです。

 

 夜10時からのNHKクローズアップ現代は、興味があるテーマであれば観ることもあって、今夜はノーベル文学賞をめぐる川端康成三島由紀夫について語られるということで、平野啓一郎さんもゲストとして出演していたので観ました。最近になって公表されたノーベル文学賞の選考に関する資料によると、三島由紀夫も候補に上がっていた、というのはある程度予想はしていました。川端康成三島由紀夫に宛てた書簡に、三島君はまだ若いけど、自分(川端康成)はもう歳なので、ここは譲ってくれないか、と書いてあったことには驚きました。川端康成にもそういう名誉に対する執着があったのは、人間だから仕方がないのかもしれませんが、純粋な文学を追い求めた作家、というイメージは崩れてしまいました。