毎日新聞によりますと、ノーベル文学賞の選考委員会のアンデシュ・オルソン委員長が共同通信と会見し、昨年は選考委員会のメンバーのスキャンダルにより見送られたノーベル文学賞の授与が、今年は2018年と2019年の2年分の受賞者が発表される予定で、現段階ではその候補が8人に絞られている、と報じていました。委員長によりますと、選考は最初に170〜180人の候補を選んでから長い過程を経るそうです。その中(170〜180人の中)に日本人が含まれていたことは断言しましたが、それが村上春樹であるかどうかは明らかにしませんでしたし、8人に絞られている中に日本人が含まれているかについても明らかにしなかったそうです。さぁ、どうなるんでしょうか。発表は10月です。
その村上春樹がホストを務めるジャズイベント「村上JAM」の公開収録が6月26日に東京で開催されました。約12,000通の応募から抽選で150名が無料で招待されましたが、私は残念ながら抽選に当たりませんでした。ジャズのライブ演奏の他にもゲストとして著名人が招かれ、村上春樹のファンだという俳優の高橋一生さんが村上作品を朗読したり、村上さんがその歌詞の文学性を高く評価しているスガシカオさんが『夜空ノムコウ』を弾き語りで熱唱したり、3時間あまりのイベントは大変盛り上がったそうです。収録内容は8月25日と9月1日の二回に分けてTOKYO FM系列(私の住んでいるエリアですとFM愛知)で放送されるそうです。まだちょっと先になりますが、楽しみに待ちたいです。