2015年に公開された『くちびるに歌を』という映画をDVDで観ました。レンタルではなく、アマゾンでDVDを買いました。ガッキーが主演だからというだけの理由で観たのですが、映画自体も良かったです。五島列島の小さな島の中学校に東京の音大出のピアニストが産休の臨時教員としてやって来て、合唱部の顧問になるところから話は始まります。こういう設定だと、どうしてもコテコテの青春モノかお涙ちょうだい的な映画になりがちなのですが、クオリティの高い感動的な映画に仕上がっていました。2時間10分ちょっとの長めの映画ですが、退屈せずに最後まで観れました。そして、テレビドラマで見せる元気で明るいガッキーとは違って、冷たくてキリッとして、何か暗い過去を背負ってそうな役柄も見事にこなしていました。また、中学生を演じている子役もなかなか良い味を出していました。更に、舞台となった五島列島の景色が素晴らしすぎました。いつか行ってみたいです。
