『ダーティー・コップ』

 先日、『ダーティー・コップ』という映画をレンタルで観ました。DVDがリリースされるのを待ちに待ったわけでもなく、せっかくTSUTAYAに来たけど他に観たいものが特に無かったので、何となく借りて何となく観始めました。
 ストーリーはラスヴェガスの2人の警官がひょんなことからマフィアの財産のありかを見つけ、それを奪おうとするというものです。警官を演じるのはニコラス・ケイジイライジャ・ウッドニコラス・ケイジは、一時期はそこそこ売れていて、メジャーな作品に出ていましたが、今ではすっかりB級っぽくなってしまいました。でも、そのB級っぽさが、この映画の警官のうらぶれた感じにピッタリで、イイ味を醸し出していました。一方のイライジャ・ウッドは、顔は知っている程度でしたが、台詞が無い時でも表情や仕草で内面を表現する力があり、なかなか優れた役者だなぁ、と思いました。ストーリー自体は大したことはないのですが、2人の主人公の地味な演技力が光る作品でした。