知らなかったこと

 平野啓一郎という作家のアカウントをツイッターでフォローしています。平野さんの小説は何冊か読んだり、途中まで読んだりしたことがありますが、あまり好みのタイプではありません。しかし、講演で2回ほど話を聞いたことがあり、それらは面白かったので、またそういった講演会の案内があるかもしれないと期待してツイートには目を通すようにしていまいす。しかし、平野さんのツイートは政治批判、自民党批判が多くて、何だかちょっとうんざりもしてしまうのですが、情報を得るために我慢して目を通しています。そうしましたら本日のツイートに次のようなものがありました。

 アメリカとヨーロッパの知人に本を送ろうと思って、郵便局に行ったら、宛名が手書きのものは受け付けられなくなったと言われ、そこからスマホで入力して、印字のシールをプリントアウトするまで、エラい苦労した。ちょっと前からだとか。知らなかった。

 これを読んで私も知らなかったので驚きました。郵便局の公式サイトによると「2021年1月から通関電子データの送信が義務化され、手書きのEMSのラベルなどで差し出されると名宛国で通関の遅れや返送の恐れがあり、米国宛の手書きラベルによる差出しは原則、引き受けができません。」とのこと。パソコンやスマホで郵便局の専用のサイトにアクセスして、そこに送付する物品の内容等を入力し、そのデータが事前に相手国へ送られるのだそうです。セキュリティ向上、というかテロ防止のためなのかな? 以前ならともかく、最近は海外へ荷物を送ることはまず無いので、個人的には関係無いから別に構わないのですが、面倒くさいご時世だなぁ。ちなみに、この電子データ送信義務化の対象となるのは小包関係だけで、普通のハガキとか封書は手書きでもOKのようです。