暫く前のブログに、11月に岐阜市で開催される「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列の信長役をキムタクが演じることについて書きました。騎馬武者行列は例年であれば誰でも観覧できたのですが、今回ばかりはたくさんの人が詰め掛けるであろうことが明白だったためでしょう、抽選に当たった人しか見物できない方式が取られました。その抽選はネットで応募するのですが、地元紙の記事によりますと、募集定員15,000人のところへ1週間前の段階で既に58万人の応募があったそうです。岐阜市の人口は約40万人ですから、それを上回る人が応募しているわけで、あれから1週間が経ってますからその数は更に膨れ上がっていることでしょう。
また、騎馬武者行列とは別にキムタクと伊藤英明さんのトークショーが開催される予定で、こちらは往復ハガキで応募して抽選によって700人が選ばれるとのこと。こちらの競争倍率もかなり高く、市内のコンビニでは往復ハガキが売り切れた店舗もあるそうです。
私自身のこれまでの人生を振り返ってみると、抽選とかクジといったものにはとことん縁が無くて、何かに当選したということはほとんどありません。そんな私が今回のような超高倍率の抽選に当選する見込みはありません。しかし、生でキムタクを拝める機会なんてこれが最初で最後でしょうから何としても当選したい。一体どうすればいいんだろう・・・、と悩んだ末「こうなったら信長本人にお願いしよう!」と思い立ちました。と言っても信長は遥か440年前の本能寺の変にて死しておりますので、その信長を祀った「岐阜信長神社」を詣でて必死にお願いしてみることにしたのです。その神社は私の自宅からは自転車で行ける距離にあり、近くを通りかかることはあってもスルーするばかりで、これまでに参拝したことは1回はあったかもしれませんが2回は無かったと記憶しています。それが今回、手のひらを返したように手を合わせに来る私のような者は相手にされないでしょう。そこでお賽銭は奮発して千円札を投入し、抽選に当選した暁には必ずや一万円札をお礼参りの際に献上すると心の中で誓いながら手を合わせました。抽選は今月20日に締め切られ、月末までに結果が発表されるそうです。果たしてどうなるのか。