着替えを届けに

 朝晩はこの季節らしく空気がひんやりしているものの、日中の最高気温はネットの気象情報サイトによると28℃で、車の温度計では31.5℃となっていました。確か昨年も10月になっても30℃を超える日があってニュースなどでも取り上げられて、こんなことは何十年ぶりだか観測史上初だとか言っていたような気がしますが、これからはこれが当たり前のようになり、そのうちに11月も暑くなるのではないかと思っております。

 入院中の父に着替えを届けるために大学病院へ行ってきました。季節柄、肌着は長袖の方がいいかなと思ってアマゾンで購入したグンゼの長袖シャツとモモヒキも持参したのですが、看護師さんの判断で突っ返されてしまいました。よく見ると入院患者はパジャマの下に長袖を着用している人はいないみたいだし、病棟は薄着でも寒くない程度に空調が管理されているようなので、長袖は不要だとそこで初めて知ったのでした。

 コロナ感染防止のため、荷物を届けに来た家族は直接患者に会うのではなく、看護師さんに渡してもらうというルールになっているのですが、今回はナースステーション前のラウンジみたいなスペースに父が出てきたので暫く話すことができました。また少し体重が落ちたようでしたが、思ったよりも元気そうで安心しました。

 病院内にはローソンがあって土日も営業しています。コンビニがあると何となく入りたい気分になってしまうので、何となく入って何となく店内をブラブラして、台湾カステとお茶を買いました。台湾カステラという食べ物の特徴が今ひとつよく分からないし、そもそも台湾カステラが本当に台湾に存在するのか?という疑問もあります。と言いますのは、台湾ラーメンは実は台湾には存在しなくて、名古屋発祥の食べ物だったりするからです。しかしネットで調べてみた限りでは、台湾カステラはちゃんと台湾にあるみたいでした。ま、食いしん坊としては、美味しければどこにルーツがあろうと構わないのですが。