岐阜駅周辺には幾つかビジネスホテルがあります。2005年に愛知県で万博が開催された時期に合わせてJR岐阜駅を含むエリアが再開発され、万博で愛知県を訪れた人が岐阜へ流れて来ることを期待してホテルも建設されたのでした。それ以降、各ホテルはそれなりに経営を続けてこられたのですが、東横インだけは昨年末で営業を終了してしまいました。原因はやはりコロナによる宿泊客の減少なのか。それと、駅周辺のホテルの中で東横インだけが駅からやや離れていて、重い荷物を引きずって歩くにはちょっと遠いけど、タクシーに乗るほどの距離ではないという中途半端な立地も客足の減少に影響しているかもしれません。インバウンドがコロナ前の水準に戻れば営業が再開されるのかもしれませんが。
東京駅八重洲口の八重洲ブックセンターが今年の3月で営業終了することは昨年9月頃に既に発表されていたようですが、私がそれを知ったのはつい先日でした。八重洲ブックセンターの存在は高校生の頃から知っていて、本好きの私としてはいつか行ってみたい書店であって、東京の大学に進学して上京した際に真っ先に訪れたい場所のひとつでした。大学を卒業して東京を離れてからは行っていませんが(1回ぐらいは行ったかもしれません)、そんな思い出の場所がなくなってしまうのは寂しい限りです。ただ、営業不振による閉店ではなくて、再開発に伴う閉店であり、新たに建設される超高層大規模複合ビルに出店が計画されているとのこと。そのビルが完成するのは2028年で、随分と先の話なのですが、新規オープンした際には必ず訪れてみたいです。