2年ちょっと前に名古屋の中心部にある大きな公園に商業施設ができて、有名ブランドのお店が数多く立ち並ぶようになりました。そういうのにはさほど魅力を感じないので行ったことが無かったのですが、その中にイタリアのチョコレート(およびジェラード)のお店があると知り、どんなチョコレートなのか気になったので行ってみました。そのイタリアのチョコレートのお店の名前はVenchi(ベンキ)。「べんき」と聞いて日本人の頭に真っ先に思い浮かぶ物がありますが、そういうマイナスのイメージを一瞬で打ち消すほどキラキラしたお店でした。ちなみにVenchiというのは創業者の名前だそうです。チョコレートは箱に詰め合わせたギフトタイプのものと、バラのチョコレートの計り売りがありました。バラ売りのチョコレートは数十種類あり、個別に値段が付いているわけではなく、重さで決まる(100gあたり1,800円)という方式でした。私はその中から10種類を購入。帰宅して食べてみると、例えばゴディバのような凄く洗練されたものではないけれど、とてもクオリティの高いカカオ豆を使って作られたものであることが、ひと口食べただけで分かりました。口溶けのスピードも速すぎず遅すぎず絶妙。そして1個食べただけで満足感が得られるので、次々と口に放り込む衝動も起きません。今回は10個で三千円弱と高額ではありましたが、近いうちにまた買いに行きたいです。