日本在住のイタリア人が和食や日本のスイーツを褒めまくるという本について以前書きましたが、その本の中にはコメダ珈琲店に関する記述もあり、著者はコメダを大絶賛しておりました。私はその本の著者のツイートもフォローしているのですが、そこでもコメダが度々登場します。東海地方に住んでいる私からすると、コメダは極めて名古屋っぽいお店であり、スタバやタリーズなどの海の向こうからやってきた今風の小洒落たカフェに対抗できるはずがないと思っておりました。ところがコメダは予想を裏切って北海道から沖縄県まで文字通り全国へ店舗を展開し、コロナで外食産業が大きな痛手を被っている中でも失速することなく、むしろ勢いを増したかのようです。時代的にはいかにも昭和っぽいコメダが日本中で受け入れられたばかりか、イタリア人のハートもがっちり掴んで離さないのは何故なのか、とても興味があります。
そんなコメダへ先日も行きました。朝でしたのでモーニングのメニューの中から小倉餡トーストとアイスコーヒーのセットにゆで卵を追加しました。以前はパンは食パンしかありませんでしたが、ローブパンという丸いパンが新たにメニューに加わったので、そちらを食べてみました。味はまあ普通というか特別美味しいというわけではありません。食べ終えてから菓子パンを食べないことにしていたことを思い出したのですが、まあいいか。