村上春樹の長編小説の新作が発売されるとのアナウンスがあったのが2月1日で、この時点ではまだ「新刊が出る」ということだけしか発表されませんでした。そして3月1日にはタイトルと装丁が発表になりました。タイトルは『街とその不確かな壁』。これまでの村上春樹の長編小説は単行本で上・下巻、それが文庫化されると4〜6冊という本当に長い物語がほとんどでしたが、どうやら今度出る小説は1冊のようです。しかし価格は2,970円(税込)と高めの設定なので、分厚い本であることは間違いないでしょう。 発売日は4月13日(木)で大型書店では「発売まであと〇〇日」と書かれたカウントダウン形式の紙が店内に貼られていたりします。勿論、私は買います。
その、まだ発売されていない村上春樹の新刊の「愛蔵版」が今年の秋に発売されるとの知らせがありました。限定300部(シリアルナンバー入り)で、村上春樹の直筆サイン入りとのこと。これは是が非でも手に入れたい。発売の2か月前に先着順での予約開始となるらしいのですが、300部なんて1秒も経たないうちに受付終了となってしまうんだろうなぁ。そして村上春樹のファンではないけど、高値で転売する目的で入手しようとする輩もいるだろうし。ちなみに価格は10万円。これがちっとも「高い」と感じないのは我ながら不思議です。