10月になると

 10月になると、そろそろ来年のカレンダーのことが気になります。実際に買うのは12月になってからですが、アマゾンでお目当てのものが見つかれば取り敢えず「ほしいものリスト」に入れておきます。富士山が大好きな私は、ほぼ毎年、会社のデスク用に富士山の卓上カレンダーを買っておりました。たいてい3種類ほど出ている中から最も好みに合うものを選んでいました。季節ごとに移りゆく富士山の美しい姿を仕事の合間にふと見ると心が落ち着くので、私にとってはとても大切なアイテムなのでした。しかし、今年は異変がありました。アマゾンでいくら探しても2024年用の富士山卓上カレンダーが見つからないのです。考えてみれば、来年までまだ3か月あるので、この後に出てくる可能性は十分にあるものの、ひょっとしてこのまま販売されない可能性だってあるので、富士山のカレンダーがどうしても必要な私にとっては由々しき事態なのでした。唯一見つかった富士山卓上カレンダーは、会社名などを入れて得意先などに配る用のもので、最低でも30冊(約3万円)からというものしかありませんでした。さすがに30冊あっても仕方がないしなぁ。それにしてもどうして無いのだろうか?壁掛け用の富士山カレンダーは従来通りたくさんあるのに。卓上は需要が少なくて売上が少ないからなのか?

 10月といえば、やはりノーベル賞。今年もまた理系ジャンルで日本人が受賞するのだろうかと興味があるのですが、個人的には文学賞が最も気になります。イギリスのブックメーカー(賭けサイト)の人気ランキングでは相変わらず村上春樹が1位のようですが、毎年の文学賞受賞作家の作品と村上春樹とでは毛色が違い過ぎていますし、2016年にボブ・ディランが受賞した時は、これで選考基準が変わって選考対象が幅広くなっていけば村上春樹が受賞する可能性がぐっと高まるかも、と期待していたのですが、その後の受賞者を見る限り、また元に戻ったようでした。でも、もしかしたら10年に一度ぐらいの割合で、ボブ・ディランのようなサプライズがあるかもしれないので、我が村上春樹が受賞するのは3年後ぐらいだったりするのかも、と淡い期待を抱くのでした。