正直、たぶんダメだとは思ってましたが、

 やっぱり今年もノーベル文学賞村上春樹ではありませんでした。たぶん、日本国民の多くは、村上春樹が受賞することはもう永遠に無いのではないか、と薄々気が付いてきたように思います。今回受賞したのはアメリカの詩人ルイーズ・クリュックという女性とのことです。どんな詩を書くのか、それはそれで気になります。日本語に翻訳された本は出版されておらず、原書の在庫も極めて少ないようです。村上春樹さんは翻訳の仕事もやっているので、いっそのことルイーズ・クリュックさんの詩集の翻訳をしてもらうとか ^^;)  しかし、詩を書く際のひとつひとつの言葉の選び方、同じような意味の言葉がたくさんある中でどうしてその言葉を選ぶのかが非常に重要、というか詩の本質でさえあるというのに、別の言語に翻訳してしまってはそれらが消えてしまうので、詩というものはオリジナルの言語で味わうべきだと言えるのではないかな。