駅にて

 会社からの帰り、いつものように駅へ入っていこうとすると、改札から少し離れた関係者用の出入口から出ていこうとしている人が4名ほどいました。見ると3人の警察官に囲まれた一般男性がいました。その男性はおへその前あたりで両手首を合わせていました。どうやら手錠をかけられて、今まさに連行されている真っ最中のようでした。50代後半から60歳ぐらいで、サラリーマンではなく自営業っぽい雰囲気の男性でした。駅で逮捕されたとなると容疑としてはスリ、痴漢、盗撮、駅員や他の乗客への暴力行為等なのでしょうか。これらの犯罪は、自分がやらなければ逮捕されることは無いのですが、痴漢の場合は冤罪があるので恐ろしいです。痴漢冤罪の被害者にならないためのポイントを岡野タケシ弁護士がユーチューブ動画で説明していました。「この人、痴漢です!」と大声をあげられたら、いくら自分はやっていないと主張しても、信じてもらえません。すると、すぐさま駅員がやってきて駅員室に連れていかれることになるのですが、ここで「駅員室でちゃんと説明すれば、自分がやってないということを分かってくれるはず」などと思わない方がよくて、駅員室へ入ったが最後、後からやってくる警察官が見たら「現行犯逮捕したんだな。じゃあ署へ連行。」となってしまいます。そして留置所へ入れられると、よほど決定的な証拠(例えばその人の身の潔白を証言してくれる乗客がいるとか)でもない限り、かなりの高い確率で有罪となってしまうようです。こういった冤罪で人生を棒にふらないためには、絶対に駅員室へ行ってはいけないのだそうです。自分はやっていない旨を明確に伝えたら、速やかに穏便にその場から立ち去るべし。


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