ヴァンヘイレンというバンドが好きなのですが、好きになったのは彼らがデビューしてから随分と経ってからで、アルバムだって全部持っているわけではなく、取り敢えずベストアルバムを中心に聴いて満足していました。ところが先日、ある曲を耳にして驚きました。それは『5150』という何故か今まで聴くことがなかった曲で、イントロを聴いただけでいっぺんに好きになりました。何でこの曲がベストアルバムに入っていないのか不思議。エディが奏でるギターの疾走感のあるメロディが最高だし、それに絡まるようなドラムの音も素晴らしいです。この曲を知らなかったなんてヴァンヘイレンのファンとしては恥ずかしい限りです。一般的な傾向として、最近は日本の曲も洋楽もイントロが短くて、サビまでの時間が短くなってきていますが、『5150』のようなイントロがしっかりと長くて、イントロだけで聴く者を魅了する曲というのは今となっては大変貴重だと言えましょう。