置き配

 アマゾンで購入した品物の配達は、ほぼ毎回置き配にしています。商品によっては置き配対応が不可なものもあり、高額商品や冷凍品は対面受け取りのみのようですが、それ以外は置き配一択です。理由は、私が不在中に配達された場合、父がわざわざ玄関まで行って受け取らなくても済むようにするためです。たったそれだけの行動であっても年老いた父にとってはたやすいことではないからです。そういう理由や置き配という方法があることについてはこれまでに何度も父に説明しているのですが、なかなか理解してもらえません。家の前に配達の車両が停まるのを察知すると父は窓から外を確認し、配達員が玄関前に置き配して、そのまま帰っていく様子を見ると父はガラッと窓を開けて、「どうして黙って置いていくのだ!」と大声で叱責するのでした。そういうことがある度に説明して、その時は「わかった、わかった」と言うのですが、また同じことを繰り返すので困ります。暫く前にポッドキャストで中川家の番組を聞いておりましたら置き配の話をしていました。中川家の剛さん(兄・背が低い方)がお父さんの誕生日プレゼントとしてトレーナーを段ボール箱に入れて送り、それがお父さんの家の玄関前に置き配されました。知らないうちに置かれていた段ボールを不審に思ったお父さんは、爆弾かもしれないと思って市役所へ電話したのだとか。警察ではなく市役所というのがよく分かりませんが、暫くして市の職員がわざわざお父さんの家までやって来て、お父さんの立ち会いのもと段ボール箱を開けると中からトレーナーが出てきたのだそうです。置き配という配達方法が登場したのは数年前で、アマゾン等を利用していない人にとっては馴染みが無くて理解されないのでしょう。そういう年寄りにはなりたくないなぁ、と思うものの、現時点では存在しないサービスが今後どんどん出てきて、それを理解できなくて周りの人に迷惑をかける老人に私もなりそうな気がします。