JURAという名前のウイスキー

 先日、海外の翻訳小説を読んでおりましたら、主人公がジュラ(JURA)というスコッチウイスキーを飲むシーンがありました。私にとっては初めて聞くウイスキーの銘柄で、勿論飲んだことはありません。どんな風味なのか気になったので、いつものバーで飲んでみることにしました。小説の中に登場したのは18年物のジュラでしたが、そのバーには10年物しかありませんでした。私のこれまでの経験から、一般的に10年と18年ではかなり違うことは分かっていましたが、仕方なく10年物をストレートで飲みました。割りと普通のウイスキーといった感じで、やや面白みに欠ける風味でした。調べてみたら、ジュラというのはスコットランドの島の名前で、私が大好きなラフロイグの蒸溜所があるアイラ島のすぐ隣の島なのですが、ラフロイグのような強烈なピートの香りは全くありません。ただ、これが18年物になると、どのように風味が深まるのか興味があるので、いつかどこかで見つけたら迷わず注文するつもりです。

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