読めない漢字

 スポーツジムでエアロバイク(前に進まない自転車)をこぎながら小説を読んでいたら、「欅」という漢字が出てきました。恥ずかしながら、読み方は分かりませんでした (^^;)(確か、学校では習わなかったはず…)「木へん」であることと文章の前後関係から「木の種類」であることは分かったのですが、スポーツジムの中なのでパソコンや辞書で調べることもできず、かと言って隣の自転車でトレーニングしている見ず知らずのオジサンに尋ねるわけにもいきません。幸いその漢字の意味が分からなくても小説のスジを理解するのに影響は無いのですが、なんとなくモヤモヤした感じを抱きながら読み進んでいきました。
 家へ帰ってさっそく調べてみたら「欅」は「けやき」でした。「けやき並木」などで、わりと身近な樹木なのに、漢字は難しいのですね。「檸檬(れもん)」という漢字のゴチャゴチャした感じにも何となく似ていて紛らわしいですし (^^;) 

 ちなみに「木へん」ではなく「ころもへん」だと「襷(たすき)」となり、これは日本人が作った漢字だそうです。

 漢字の世界は本当に奥が深く、学生時代のように「試験」や「成績」というプレッシャーから解放された環境であれば、純粋な「知る楽しみ」を味わうことができます。漢字に関する書籍もたくさんありますし、ニンテンドーDSのソフトにも「読めそうで読めない漢字」というのがあります。数年前には『ほぼ日』で「声に出して読めない日本語」というコーナーがありましたし。漢字検定を受験してみるのもいい経験になるかも、と思ったりします (^^)
 ちなみに「欅」は漢字検定1級レベルの漢字だそうです。
 http://www.1101.com/yomenago/2005-09-21.html

読めそうで読めない漢字DS

読めそうで読めない漢字DS

財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS3デラックス

財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS3デラックス

読めそうで読めない間違いやすい漢字

読めそうで読めない間違いやすい漢字