『イシューからはじめよ』

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 本屋さんの売場をブラブラと見て廻っていて「面白そうだな」と思って買ってはみたものの、結局読まずに「つんどく」状態が長く続いた末に、ブックオフに買い取ってもらうことになる本がたまにあります。
 この『イシューからはじめよ』も昨年末に部屋の書籍類を整理した際に、「せっかく買ったけど、多分この先も読むことは無いだろうから…」と思ってブックオフ送付用の段ボール箱に入れてありました。
 ところが、もう間もなくブックオフに売るという段階になった時に、『ほぼ日』でこの本の著者の安宅和人氏と糸井重里さんが対談しているのを読んだら急に興味が出てきたので、「ブックオフ行き」の箱の中から取り出して読んでみました。
 この本は、知的生産を効率良く行うための方法について書かれてあるのですが、割と基本的なことなので、MBA系の勉強をした人にとっては「当たり前」と感じる内容かもしれませんが、シンプルかつ理系的な論理展開が明解であり、とても参考になりました。
 読み終わったので、いずれは売ってしまうことになるのかもしれませんが、暫くは本棚に並べておいて、気になるページを読み返してみたいと思っています (^^)

参考:『ほぼ日』「イシューからはじめよ」のまわりで考える http://www.1101.com/ataka_kazuto/2012-01-12.html