再びプラネタリウム

 ちょうど一年前の今頃に初めて行った名古屋市科学館プラネタリウム(世界最大の内径35mのドーム)を再び訪れました。

 プラネタリウムでは毎月異なる内容が投影され、今月は『見えない光の天文学』というテーマでした(ちなみに来月は『七夕伝説』)。可視光線を光学望遠鏡でとらえた星空に加えて、電波望遠鏡を使って得られた様々な波長の光(赤外線、紫外線、X線など)の像を重ねてみるという見せ方はなかなか面白く、好奇心を刺激されました。

 プラネタリウムで50分間の投影を観た後、『昼間の星をみる会』という催しにも行ってみました。これは、科学館の屋上に設置された口径80cmの大望遠鏡で昼間の星を観るというものです。「昼間に星なんて見えるの?」と半信半疑だったのですが、さすが大望遠鏡、青い空に白く浮かんだ金星(爪の先のような細い三日月状でした)が、はっきりと見えました。

 名古屋市科学館には、昼間だけでなく、夜の星空を観る「市民展望会」というプログラムもあります。はじめにプラネタリウムで講義があり、その後に屋上の大望遠鏡を使って実際に星空を観察するというものです。毎月1回開催され、往復ハガキで応募し抽選で350人が参加できます。面白そうなので、いつか参加したいと思います。